学生を魅了する会社説明会のコツ



採用活動で大切な会社説明会。近年は就活生を惹きつけるために、趣向を凝らした説明会を行う企業が増えています。学生は一方的な説明が続く会社説明会に対し興味を失う傾向があり、最悪の場合「つまらない会社だ」と思われてしまいかねません。学生に魅力的だと思ってもらう会社説明会を行うためにはどうすればいいのでしょうか。動画での会社説明会の配信を行う企業も増えているなか、敢えて「足を運びたい」と思わせる会社説明会のコツをお伝えします。

学生を魅了する会社説明会のコツ
目次

ストーリー性で共感を得る

学生に「この会社に入社したい」と思ってもらうことが、会社説明会の目的です。そのため、会社説明会全体に「ストーリー性」を持たせ、全体に統一感のある流れを持たせることは非常に重要です。「ストーリー性」とはどのようなものでしょうか。具体的に見ていきましょう。

これまでの歴史や創業のきっかけについて

まずは、「自社のこれまでの歴史」「なぜ創業したのか」「創業者の想い」などを紹介します。専門的な内容ではなく、できるだけその業界の知識がなくとも理解し共感できる内容にするといいでしょう。

大切にしてきたこと、これから目指すもの

さらに、創業のきっかけやこれまでの歴史を踏まえ、大切にしてきた価値観やサービス、改革を行なってきたのであればその変遷などを紹介します。そして今後どういったことを目指していくのか、そのためにはどういった人材を必要としているのかを話します。この際、「どういった人材を必要としているのか」は学生に向けて話しかけ、「一緒に作っていきましょう」といった表現で学生に「自分ゴト化」してもらう伝え方を心がけましょう。

カンタンな映像+創業者の登壇で伝える

これらの内容は、一方的に話しかけるのでは効力が弱く、退屈だと思われてしまうこともあります。可能であればカンタンな10分以内程度の映像にまとめると、集中し感情移入しながら見てもらうことができるでしょう。さらに、創業者がいれば登壇し、映像終了後に創業当時の想いなどを学生に伝えます。直接語りかけることにより「ライブ感」が増し、本人の熱のこもった話からその想いが伝わりやすくなります。

双方向性で「Web会社説明会」ではできないことを

次に、会社説明会の形式についてですが、可能な限り「双方向性」を意識しましょう。従来のように人事担当者などが一方的に話をするだけであれば、「動画配信でいいのに」「誰かに内容を聞けばいいや」などと思われてしまうこともあります。そこで、その場に行くことでより有益な情報を得ることができるようにするなど、コンテンツ内容を充実させましょう。

先輩社員との対話メイン

例えば、先輩社員を多めに配置するなら、座席は1対100などではなく、1対10程度の小さなグループに分けるようにしましょう。先輩社員との対話を進めながら会社説明を行う方式であれば、学生も質問しやすく、さらには先輩社員からのリアルな話を聞くことができるため、足を運ぶ価値があると感じてもらえます。

対話形式のデメリットとしては、「多くの社員のスケジュールを押さえなければならないこと」「社員により説明のクオリティにバラつきが出てしまうこと」です。人事部の人員に余裕があるか、各部署が採用活動に人員を割くことに理解があり、事前の会社説明会用の共通認識を統一する研修の実施が可能であれば有効な方法です。

スクール形式の座席ではなくスタンプラリー形式にする

多くの企業で近年採用されているのが「スタンプラリー形式」です。各ブースを周って会社説明や商品の展示などをみてまわり、スタンプを集めながらすべて巡回することで自社商品などを理解してもらえるようにすることです。自由に自分の裁量で回ることができたり、アミューズメント感覚で回れることから気軽に参加しやすく、学生にも人気があります。

デメリットとしてはやはり配置する社員の数が必要であることや、各ブースの準備が大変であること、配布できる自社商品がないと魅力が半減することなどが挙げられます。

会社内を見学できるツアー形式にする

より「足を運ぶ価値がある」のは、会社の中を見学できるツアーのあるものです。実際に働いている社員の様子や会社の内部を見学できれば、イメージがわきやすく学生も興味を持つことができるでしょう。前半はスクール形式の説明中心、後半はツアー形式というように、半数ずつ交代で見学させることができれば効率も良くなります。

デメリットとしては、機密性の高い情報を扱っている企業では難しいことや、見学される側の部署が嫌がることもあること。さらに多くの学生を誘導する手間がかかることや、Twitterなどへの情報漏えいリスクなどが挙げられます。

最後に

学生を魅了する会社説明会のコツについて、「ストーリー性」と「双方向性」を中心にご紹介してまいりました。自社の人員や性質から可能なものを選び、より学生を飽きさせずに「自分ゴト」化させて足を運ばせる会社説明会を目指しましょう。


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